全国都道府県対抗男子駅伝で2位に入り、5年ぶりの入賞を果たした兵庫。アンカーを担った延藤潤は「のぶとう・じゅん」と読む。高校時代の彼は、上体が揺れ始め、表情に険しさが増してからが真骨頂だった。食らいつく。粘る。耐える。そして、諦めない。駅伝の名門高校出身ではない彼の陸上人生には、いつも注目していた。

 三木市立自由が丘中までバスケットボール部に所属していた彼は三木高から長距離に取り組む。兵庫県高校駅伝では3年連続で最長10キロの1区を担当するなど早くから長い距離に適正を見せ、3年時には全国都道府県対抗男子駅伝で兵庫の優勝に貢献した。

 東洋大に進んだが、故障など...    
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