早大7区の1年、鈴木は1学年上の8区太田直にたすきをつなぎ、左手で先輩の背中を力強く押した。太田直は「(鈴木)創士の走りに刺激を受けた。負けたくない」と走り出した。浜松日体高出身コンビが、区間上位の快走で2年ぶりのシード権獲得に貢献した。
 シード圏外の12位でたすきを受けた鈴木は序盤からスピードに乗った。苦しくなった後半も持ち味の粘り強さを発揮し、3人抜きで9位に浮上。「自分は挑戦者。順位や記録より少しでも力を出し切ろうと思った」と自分の走りに徹し、区間2位と鮮烈な箱根デビューを飾った。
 太田直は平塚中継所前で必死にスパートする鈴木の表情を見て気合が入った。昨年...    
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