現役時代、泥くさく戦ったサッカー元日本代表の巻誠一郎氏(39)が引退してから1年がたった。熱い思いは変わらず、高齢化する地元農業への参画や、障害者の就労支援など関心が尽きないという。

 4年前の春、当時J2熊本の選手として故郷で震災に遭い、同僚らと避難所を訪問して回った。その経験から「社会のためにと言うと規模が大きくなりすぎちゃうので、困っている誰かのために」。

 地域を引っ張る姿に「僕らもある意味で助けられた。無力感をまぎらわせてくれた」。熊本で選手時代をともに過ごし、昨季限りで引退した片山奨典(しょうすけ)氏(36)はその姿にアスリートの力を感じたと話す。<...    
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