小田急線読売ランド前駅近くの坂道を上ると、川崎市立西生田中学校(同市麻生区)が見えてくる。校舎の玄関を入った正面の壁に、昨年迎えた創立五十周年を祝う幕と並べ、男子サッカー日本代表の久保建英(たけふさ)選手(18)の写真付きサイン色紙と五十周年の祝電を飾ってある。同校卒業から三年になろうという久保選手を今も見守っている証しだ。

 西生田中でのサッカー熱は高い。昨夏開かれた二〇二〇年パラリンピック代表候補選手によるブラインドサッカーの講習会では、県内のサッカークラブに所属する三年生の男子生徒らもアイマスクをし、転がるボールの音を頼りにパスを繰り返したり、選手とボールを奪い合った...    
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