昨年12月上旬、ベイスターズの新人合同自主トレーニングを1カ月後に控えた森敬斗は、日が落ちた桐蔭学園高のグラウンドで現役部員に交じってバットを振り込んでいた。

 同校から大学、社会人などを経由せずにプロ入りするのは、ヤクルトに2位指名された渋井敬一以来42年ぶり。「プロで通用する土台をしっかりつくらないと」。背負うものの大きさに、端正なマスクは自然と引き締まった。

 昨年7月20日、神奈川大会4回戦で敗退して戻ってきた学校のグラウンドで、森は両親と監督らにプロ志望届を提出する意思を伝えた。

 「プロに行くにしてもまずは学歴を残して...    
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