来夏の東京五輪・パラリンピックの聖火リレーで、広島県内の起点が三次市三次町の妖怪博物館に決まった。前回の東京五輪の聖火リレーで最終走者を務め、国立競技場(東京)の聖火台に点火した故坂井義則さん(同町出身、2014年に69歳で死去)の弟孝之さん(72)=広島市東区=は、「兄弟で駆け回って遊んだ古里に聖火がやってくる」と感慨を深めた。

 「(妖怪博物館は)兄が陸上競技を始めた三次中のすぐ近く。古里からのスタートをきっと、兄も喜んでいるはず」。東区の自宅でコース決定を知った孝之さんは表情を緩めた。義則さんは三次中2年で陸上部入り。走り幅跳びの選手だったが、三次高に進学後、ランナー...    
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