3万1807人が生み出したボルテージが全てを物語っていた。10月7日、横浜スタジアム(横浜市中区)で行われたプロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第3戦。1点を追う九回、横浜DeNAベイスターズの先頭打者、主将の筒香嘉智外野手(28)のバットが空を切る。後続も倒れて試合に敗れ、激闘の2019年シーズンが終わった。

 セ・リーグの頂点には届かなかった。だが21年前に優勝して以来、最高順位となる2位、さらに球団初の本拠地開催となったCSを戦い終えた選手たちに、超満員のスタンドから万雷の拍手が送られた。

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