世間はすでにクリスマス一色となりつつある。指揮官もつかの間のオフに突入した。しかし、やはり野球人・井口資仁は、気付くと悔しい終わり方をしたシーズンを振り返ってしまう。

 最後の1試合。クライマックスシリーズ(CS)に出場する可能性を残した試合で惨敗し、Bクラスに転じた。シーズン終盤。もう一つも落とせない熾烈(しれつ)な日々が続く中で見えたものがあった。結果が要求される乾坤一擲(けんこんいってき)の戦いの中、浮き彫りになった課題があった。

 「みんな、自分の物差しで物事を決め過ぎている。固定観念というのかな。それ以上を自分自身に求めないと成長はない。今年は本当にみ...    
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