来年の東京五輪で初採用される空手の組手種目で、御殿場西高出身の佐合尚人選手(27)が出場を目指している。昨年十一月の世界大会銀メダルを機に心身とも力強さが増し、夢舞台が射程圏内に。空手は二〇二四年パリ五輪では実施されない見通しで「最初で最後かもしれない五輪に絶対出たい」と激しい代表争いを戦っている。

 (杉原雄介)

 間合いを一気に詰める足音が響いた瞬間、鋭い突きや蹴りの応酬が繰り広げられる。一瞬の隙を突く駆け引きや、スピード感あふれる攻防が組手の魅力。佐合選手は「得意技は上段突きと上段蹴り。攻撃の速さなら世界の選手に負けない」と自信を見せる。

 東京都昭島市出身...    
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