上武大の佐々木守主将は、2011年の東日本大震災で大きな被害のあった福島県南相馬市出身。「自分が箱根を走る姿をテレビで見せて、南相馬の人を元気づけたい」とチームだけでなく、被災地への思いを胸に予選会を走った。

 震災では海沿いにあった実家が津波で流され、祖父母も失った。心の傷が簡単に癒えることはなかったが、支えになったのは同郷の「山の神」。順大時代に箱根駅伝で3年連続5区の区間賞を獲得した今井正人(トヨタ自動車九州)が、「南相馬のために」と実業団で活躍する姿を目標に、走り続けてきた。

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