台風が迫り雨も風も強い。球はつかみにくく、足元は滑る。特殊な状況で、オーストラリアは球を失うリスクを減らす作戦に出た。

 「できるだけFWに集めてキックは避けた」とSHのホワイト。攻めが単調にはなったが、チェイカ監督は「いま世界のラグビーはキックが多い。私たちは球を保持してやってきた」と追求してきたスタイルを貫いたと明かした。

 大きなパスの展開もほとんど見せず、特に前半はひたすらFWが球をつないだ。ジョージアはFWの強さで世界屈指と評されるチーム。攻めを継続しながらも押し戻される場面も多かった。

 「彼らの守りはとても堅かった」とゲーム主将のポーコ...    
<記事全文を読む>