「日本の文化と技術を凝縮しました」。2020年東京五輪・パラリンピックで、金・銀・銅メダルを収納するメダルケース。そのデザインを担った八千代市のプロダクトデザイナー、吉田真也さん(35)は作品に込めた思いをこう語った。五輪でメダルケースはこれまで、ほとんど注目されてこなかったが、今回はその出来栄えから一躍話題を呼んでいる。「日本でしか作れない、精緻なケースになった」と吉田さんは笑顔を見せる。

 (保母哲)

 吉田さんがデザインし、家具メーカー・山上木工(北海道津別町)が製造する入賞メダルケースは、直径十二センチ、厚さ六センチ。北海道産のタモ材を使い、重さは三百五十グラム強。木...    
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