「このためにやってきた」。レース終了直後に仲間と抱き合った時、万感の思いが込み上げ、うれし涙を流した。少年男子スクラッチ決勝で木村皆斗(取手一高3年)がトップでゴール。8月の全国高校総体で優勝した実力を発揮した。

20周するレースの当初から、他県選手の厳しいマークを受けた。残り3周まで3人が先行して抜け出したが、「このまま逃がすわけにいかない」と周りの選手たちの動きを秒単位で読み、駆け引きを見せた。

予選では先行者に逃げ切りを許し3位だった反省を生かした。速度を上げて残り1周で先行者を捉えると、最終コーナーで一気に抜き去り優勝を決めた。「相手の動きを封じ込めて、...    
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