口を真一文字に結び、グラウンドを凝視した。井口資仁監督はしばらく微動だにしなかった。9月24日。千葉ロッテマリーンズの2019年シーズンが終了した。勝てば3年ぶりのシーズン勝ち越し、そしてAクラス決定の可能性が広がる大事な最終戦で敗れた。しかも目の前で埼玉西武ライオンズの胴上げを目にする屈辱を味わった。この試合で3年連続のBクラス。3年連続のシーズン負け越しが決定した。本拠地ZOZOマリンスタジアムには悔しさが充満していた。指揮官はその責任を一身に背負うようにベンチに立ち尽くしていた。

 「今日の試合、力不足です」

 グラウンドでのライオンズのリーグ優勝セレモニ...    
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