「絶対に勝たなければいけなかった。情けない」。レスリング成年男子フリースタイル97キロ級の表彰式後、園田平選手は決勝を振り返って、絞り出すように言った。

 準決勝の相手は、昨年の全日本選手権で敗れた石黒峻士選手(22)=日大=。園田選手は「準決勝が勝負どころ」と意識して臨み、危なげなく勝利。難敵を突破した勢いで、「絶対に倒してやる」と強い気持ちで決勝の舞台に立った。

 決勝でもその勢いのまま、吉田ケイワン選手(20)=日大=の攻めをうまくいなし、第1ピリオドで3点を取ってリードした。ところが、休憩明け、吉田選手から積極的にプレッシャーをかけられ、「受け身になって...    
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