茨城県で28日に開幕する国民体育大会(国体)の柔道競技で、神戸市兵庫区の前田畳製作所が作った畳が初めて使われる。バルセロナ五輪金メダリスト古賀稔彦さんの助言を受けて開発した兵庫の逸品が、選手たちの好勝負を演出する。

 同製作所は約40年前から柔道畳を手掛ける。商品名の「三四郎」にちなみ10年前から、「平成の三四郎」と称された古賀さんに協力を仰ぎ、柔らかさや足指の踏ん張りが利く凹凸を追究。5年前には表面の素材に、車の座席に使われる東洋紡(大阪市北区)の合成皮革を取り入れて改良し、足裏のべたつきを減らした。評判は柔道指導者の口コミで全国に広がり、国体に採用されるまでになった。<...    
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