東日本大震災で傷ついたラグビーの聖地に新たな歴史が刻まれた。釜石市の釜石鵜住居復興スタジアムで25日あったラグビーワールドカップ(W杯)日本大会のフィジー対ウルグアイの一戦。「この日を待っていた」。大勢のラグビーファンが世界レベルのプレーに酔いしれた。
 秋風が舞う復興スタジアムには1万4000人余が詰め掛けた。震災の犠牲者に黙とうをささげた後、キックオフを迎えた。
 「よくぞここまできた。8年前には想像もできなかった」。釜石市小佐野町の無職藤原成則さん(64)は感慨深げに復興の歩みを振り返った。
 スタンドでは招待された市内の小中学生2200人が両チーム...    
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