代表初キャップはワールドカップ(W杯)まで1年を切っていた昨年秋。しかもロックでのデビューだった。今年から左プロップの「1番」に専念する中島イシレリが、その巨体で日本のスクラムを最前線で支える。

 トンガから来日して12年。流通経大からNECに進み、2014年に理恵子さんと結婚。神戸製鋼に移籍した15年に日本国籍を取得した。「自分のキャリアには多くの浮き沈みがあった」と語るように、かつてはけがが絶えず、気性の荒さから10試合の出場停止処分を受けたこともあった。

 改心のきっかけは、愛する家族だった。「熱くなったら家族の顔を思い出すようにした」。2歳の長男ロニー君...    
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