新時代の日本ラグビーを象徴する存在だ。20日に開幕するワールドカップ(W杯)日本大会で、エース級の働きが期待される松島幸太朗。父の祖国であるジンバブエにもルーツを持つ26歳は、類いまれなスピードと俊敏性を備えている。高校を卒業してすぐに海外でプロに挑戦し、日本選手としては新しい道を歩んできた。世界を当たり前のように意識してきた韋駄天(いだてん)は自国開催の大舞台で「絶対、自分の名を世界中に広めたい」との野心を抱く。

 (対比地貴浩、敬称略)

◆高校卒業後プロ挑戦「第二の故郷」へ

 2015年のW杯イングランド大会。日本は南ア...    
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