一発勝負の日本代表選考レースで、五輪切符を勝ち取った男子マラソンの中村匠吾選手(四日市市出身、伊賀白鳳高校卒)。その原点を知る県内の恩師らも快挙を祝福し、来年の東京五輪への期待に、胸を膨らませる。

 四日市市内部(うつべ)中学校陸上部時代の中村選手を監督として指導した後藤二三夫さん(71)は、喜びよりも驚きが大きかったという。「今回は相手も強く、七~八割方、無理だと思っていたし、年齢的に四年後にもう一度チャンスがあると思っていた」と笑った。

 中学に入ってきたときは、一番ではなかった。小学生のころからずっと勝てない同級生の存在があった。「勝てやんわ」と弱音を吐く...    
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