今井は2位集団から早々に脱落して25位に終わった。「やっとゴールした感じ。早い段階で離れてしまい、非常に悔しい」と冷静に振り返った。
 順大時代に箱根駅伝で活躍した「元祖山の神」。逆境こそが本領だが、30度に迫る暑さに苦しめられた。「精神的に気持ちは切れなくても、体(に限界)がきてしまった」
 社会人になってからは苦しい道のりが続いてきた。五輪に縁はなく、4年前の世界陸上は代表を勝ち取りながら髄膜炎を患い欠場した。
 何度も挫折を乗り越え、MGC出場までたどり着けたのは、高校時代から胸に刻んできた「マラソンで世界と勝負する」という思いがあったからだ。 <記事全文を読む>