高校時代からのライバルに屈した。同学年の出口との決勝。延長戦の末に競り負けた芳田は悔やんだ。「自分の技を信じ切れず、技に魂が込められなかった」。女子57キロ級で日本選手初となる2連覇には届かず、厳しい表情を浮かべた。

 手の内は互いに熟知している。芳田は内股や寝技で勝機をうかがい、中盤以降は担ぎ技も使ってペースをつかんだが、延長2分すぎに暗転。指導を奪われた直後、不用意に内股を狙ったところを切り替えされ、谷落としで技ありを奪われた。

 準決勝まで全て一本勝ちの出口に対し、芳田も準決勝でリオデジャネイロ五輪覇者のシルバを投げた。「五輪女王に勝って、私が強いとアピー...    
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