持てる力を出し切れなかった。伊藤は得意のスピード、ボルダリングで上位に入れず、日本人4人のうち最下位の7位。「緊張してうまくいかなかった」。真っ赤な目で肩を落とした。
 トーナメント方式の最初のスピードでつまずいた。予選タイムは決勝進出8人中2位。実力はありながら1本目でミスが出て格下に敗れてしまう。最終的には不本意な5位だった。
 続くボルダリングは日本人選手全員がハイレベルの実力を持つ。全3課題のうち第一人者の野口が2完登でこの種目1位となり、野中と森も1完登。伊藤は完登目前まで行きながら、わずかに手が届かず完登なしで6位に。リードは4位と善戦し、意地を見せた。...    
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