スポーツクライミングのワールドカップ(W杯)男子ボルダリングで、参戦6年目の緒方良行(21)=神奈川大4年=が待望の初勝利を挙げた。シーズン序盤の不振から立ち直り、2020年東京五輪の出場権が懸かる8月の世界選手権(東京・八王子市)の代表入りにも望みをつないだ。

 表彰台の一番高いところから見た景色は格別だった。6月上旬に米コロラド州で行われたW杯の今季最終戦。緒方は決勝の第1課題で何度も失敗しながら諦めずに完登し、その勢いで4課題全てを攻略した。

 「最後まで自分の力を信じ続けることができた。これまでの過程を思い返すと本当に感動的だった」。全6戦のポ...    
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