オレンジの壁がガタガタと崩れ落ち、ブーイングを浴びながら引き上げる選手は表情を失った。清水は1-6で敗れた1995年6月の横浜F戦を超えるクラブワーストの8失点。J1タイ記録となる最多得点差での大敗を喫した。篠田監督は「見苦しい試合になり、申し訳ない」と頭を下げるしかなかった。
 札幌の前線に陣取るチャナティップ、ジェイ、鈴木の3人の破壊力に振り回され続けた。サイド攻撃にセットプレー、ミドルシュート、逆襲。多彩な形で次々にネットを揺らされ、清水はいつしか戦意を喪失したかのようだった。
 ピッチでは何が起きていたのか。指揮官は「後半の3失点目でガクッときてしまったので...    
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