重苦しい熱帯夜に一陣の風が吹き抜けた。仙台はジャーメインが持ち前のスピードを生かして決勝ゴール。J3の富山に劣勢を強いられる中、左足のけがで約3カ月ぶりに出場を果たした24歳のストライカーが数少ない好機を生かした。
 一瞬の隙を突いた。0-0の前半28分、飯尾のスローインを受け、右サイドから巧みなターンで相手DF2人をかわしてゴール前へ。「中に入ったら誰もいなかった」。GKと1対1の局面をつくり、得意の左足を振り抜いてゴールネットを揺らした。
 ゴールの場面以外はチーム全体、精彩を欠いた。放ったシュート9本に対し、相手は13本。試合開始時で34.3度の暑さの中、富山...    
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