東京五輪で日本選手団の先陣を切って登場するソフトボール女子日本代表の宇津木麗華監督は、北京五輪以来となる金メダル獲得の期待を担う中で令和を迎えた。生まれ故郷の中国から昭和に来日し、選手や指導者として平成を駆けた勝負師は、いま56歳の熱い夏を過ごす。一度は五輪から除外された期間の苦しさを知るからこそ、選手には日本代表として五輪で戦う意味や価値を問い続けてきた。東京五輪を「競技人生の集大成」と言い切る宇津木監督が思いを語った。

 私の呼び名の「れいか」にどことなく似た「れいわ」の時代を迎え、もう3カ月になる。中国の北京で生まれた私が日本に来たのは24歳のとき。1988年3月で、...    
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