バドミントンの男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(NTT東日本、福島・富岡高出)は、2016年4月に違法賭博問題が発覚し、4カ月後に迫ったリオデジャネイロ五輪を棒に振った。当時の過ちを振り返ることは、今でも「あります」とはっきり言う。
 試合出場停止処分を受けた後の約1カ月、香川県の実家に身を寄せた。「外に出るのは怖かったし、出る気にもならなかった」。家族は賭博問題について何も言わなかった。処分が明け、東京にたつときにだけ、父から「もうやってしまったこと。しっかり反省してちゃんと(みんなに)恩返しして」と言われた。
 5月に復帰し、練習は楽しかった。しかし、...    
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