2020年東京パラリンピックに向けて選手発掘を進めるパラ陸上で、高校野球経験者からやり投げに転向して活躍する選手が増えている。6、7日に東京・町田市立陸上競技場であった関東選手権でも大会記録を相次いで更新。目標を一度絶たれた元球児たちは「切磋琢磨(せっさたくま)して頑張る姿を見せたい」と新たな夢を追う。

 視覚障害F12の日本大4年、若生裕太(22)=関東パラ陸協=が、真っすぐに助走を始める。振り投げたやりが刺さったのは大会新記録の53メートル52。視野の中心が暗転しているため、やりの行方は見えないが、拍手と歓声で「あ、いったかな」と確信したという。競技を始めて1年。6月の...    
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