延長十回2死二、三塁、マウンドには守護神松井が宗と対峙(たいじ)した。2ボールからの3球目、147キロの直球をはじき返されると打球は無情にも一、二塁間を抜け決勝の右前適時打となった。
 「バッター勝負だったが、盗塁されていなければ、本塁で刺せた可能性もあった。もう少し気をつけないといけなかった。十回の投球は少しずれがあった」。左腕は決勝打はもちろん、直前の2死一、二塁から簡単に重盗されたことを悔やんだ。
 この日は投手陣が踏ん張れなかった。先発岸は立ち上がりから制球が甘く、二回までに4失点。打線の奮起で1点差に迫った直後の七回には2死二塁から大城に適時二塁打を浴びて...    
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