ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の会場の一つとなる豊田市千石町の豊田スタジアムで21日、東日本大震災の津波被害に遭った宮城県山元町で育てられた「復興芝生」への張り替えが完了した。9000平方メートルのグラウンドに、津波の被害にもめげず力強く育った芝が張り巡らされた。今後も整備を進め、9月開幕のW杯を迎える。

 山元町からトラックに載せられた芝が最初にスタジアムに届いたのは、十七日早朝だった。ロール状の芝は一本が幅七十六センチ、全長十メートル、厚さ四ミリ。前日宮城では雨が降り、芝に水分が含まれて輸送中に腐りかねず、水がうまく逃げるよう工夫されて運ばれてきた。

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