「桜」のジャージーに袖を通すのは誰か。
 今月11日、蒸し暑い宮崎市内のグラウンドは緊張感が張り詰めていた。合宿に呼ばれた42人の日本代表候補たちは朝、昼、晩の猛練習が課せられ、最終的に31人に絞り込まれる。
 大分育ちの巨漢2人も必死の形相だった。火花を散らしながら、スクラムの要となる右プロップ(背番号3)の座を争っている。

 憧れの「花園」には出ていない。それでも具智元(グジウォン)(24)の才能は早くから見いだされていた。
 高校日本代表に選ばれ、世界最高峰リーグ・スーパーラグビーの日本チーム「サンウルブズ」には大学4年でメンバ...    
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