【本紙特派員・小田野純一】相手の戦略を打ち砕き、また一つ殻を破った。エンゼルスの大谷翔平(花巻東高)は、内角攻めをはねのけ、鮮やかな左中間への4号2点本塁打。相手に脅威を植え付ける内容の濃い一発だった。

 0―4の六回1死、前打者トラウトが13球粘り死球で出塁。大谷は初球を狙っていた。

 だが、球種を絞っていたわけではない。「速い球は内角だと思ったが、変化球の確率も十分にある」。狙いはストライクコースのみ。ボールからストライクに入ってくる内角高め、96マイルのツーシームをよけるのを我慢しながら強振。珍しく打った直後に笑みを見せた。

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