二〇二〇年東京五輪の聖火リレーは来月にも都道府県ごとの詳細コースが発表される。一九六四年にあった前回の東京五輪で県内コースのひと区間を走った鈴鹿市寺家三の山中稔さん(71)は「あの経験は一生の宝。次の東京五輪でリレーに参加する人はつなぐ重圧に負けず、楽しんでほしい」と助言する。

 前回の東京五輪で聖火は六四年九月三十日から二日間、県内を巡った。コースは六十二区間の計九四・九キロ。鈴鹿高校二年生で陸上部員だった山中さんは、今の同市安塚町の幹線道路を北上し鈴鹿市役所に至る第三十七区間(一・四キロ)を担当した。そんなひのき舞台に立てたのは「運が良かった」と山中さんは回想する。 <記事全文を読む>