ピッチ内外で周囲をあっと驚かせてきた。開幕まで4カ月を切ったラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で、2度目のW杯出場を目指す山田章仁(NTTコミュニケーションズ)。類いまれなスピードと身体能力に恵まれた33歳は、常識を打ち破る経歴を重ねてきたことで異彩を放つ。「常に新しいこと、大変そうだと思うことをやりたい人間。自分を成長させたいから」。あえて困難な道を進んで、思い描く選手像に自身を近づけてきた。

  (対比地貴浩、敬称略)

 山田の担うポジションは、ピッチのはじっこに陣取り、味方がつないだ楕円球を最後に受け取ってトライを奪うWTB(ウイング)。山田は生粋の...    
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