札幌市が、大倉山と宮の森のスキージャンプ競技場(いずれも札幌市中央区)を大倉山に集約し、大倉山に2本のジャンプ台を並べる方向で検討していることについて、競技関係者の多くは「観戦や選手育成がしやすくなる」と前向きに捉えている。ただ、宮の森は1972年の札幌冬季五輪で「日の丸飛行隊」がメダルを独占した「聖地」。当時を知る地元市民からは「寂しい」という声も上がっている。

 大倉山ジャンプ競技場は1931年(昭和6年)に完成した大倉シャンツェが前身。その後2本目のジャンプ台、雪印シャンツェが併設された。市教委が編さんした、さっぽろ文庫「大倉山物語」などによると、72年の札幌冬季五輪...    
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