30度を超す暑さと芝がめくれたピッチ。ドローに終わった仙台だが、悪条件の中で持ち味を発揮できたのは大きな収穫だった。公式戦の無失点は9試合ぶり。ボール保持を優先する戦術を貫き、試合の主導権を握り続けた。「チームは上向いていると思う」。辛島監督は手応えを口にした。
 パスをつなぐ意識を全員で共有できた。最終ラインの奈良を起点にビルドアップを徹底。前線で手詰まりになっても、ためらわず後方に戻す。再び前に運んで相手のスペースを突き、敵陣に迫った。奈良は「集中を切らさず、サイドや中盤でボールを回すことができた」と振り返る。
 2年目の宮本の成長が大きい。右サイドハーフとして...    
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