守りの野球が王者の真骨頂だ。福祉大は盤石な戦いぶりで3季連続71度目の栄冠に輝いた。
 今季29回無失点の先発山野はこの日も安定していた。毎回のように走者を背負いながらも、踏ん張りどころをよく知っている。140キロ後半の直球とスライダーがここぞというところで切れた。
 昨年の全日本選手権を経験したことで投手陣の経験値は格段に上がった。山野も精神面で成長を見せ、ピンチでも簡単には動じない。「苦しい場面でも1球ごと考えながら投げられている」。連続無失点を36回に伸ばし、充実の表情を見せる。
 チーム打率は2割3分6厘と振るわないが、その分機動力を生かして少ない...    
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