夜のナイター照明に照らされた陸上競技場。競技用車いす(レーサー)のハンドリング(駆動輪)を力強くたたき、トラックを何周も駆け回る喜納翼(タイヤランド沖縄)の姿があった。2020年東京パラリンピックの選考を兼ねた世界パラ陸上競技マラソン選手権大会(28日、ロンドン)を前に、一心不乱に練習に打ち込んでいる。「自分を育ててくれた人たち、沖縄のために」と夢の舞台へ突き進む。

 昨年11月の大分国際マラソンの女子T34・53・54クラスに出場し、自己新記録の1時間39分36秒で2連覇を達成。世界選手権への内定をつかんだ。世界選手権では各種目の上位4選手の自国に...    
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