指揮官の執念采配に応えた。リスクを承知の上で、チームメートとベンチがチャンスをお膳立てしてくれた。7番の渡辺は1点を追った七回1死二、三塁で、集中力を研ぎ澄ませた。カウント1―1から甘く入ってきたチェンジアップを逃さなかった。ライナー性の打球が一直線に左翼スタンドへ飛び込んだ。

 敗色ムードを覆し、停滞気味だった打線を活気づけた貴重な2号3ラン。一塁を回ってから右拳を握り、ベンチに向かって覇気を注入した。当たりは会心で「最低でも犠牲フライと思っていたけど、しっかり捉えられた。手応えは良く、打った瞬間入ると思った」と充実感をにじませた。<道新スポーツ4月26日掲載>

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