プロ野球・西鉄ライオンズの黄金期を支えた「鉄腕」稲尾和久氏(故人)をたたえるモニュメントが、別府市元町の生誕地近くの波止場神社境内に完成した。地元住民は「鉄腕伝説が始まったこの地が、優秀な野球選手を育てる『聖地』になれば」と期待を寄せている。

 稲尾氏は1937年、7人兄弟の末っ子として生まれた。漁師だった父を手伝い、不安定な伝馬船をこぎながら足腰やバランス感覚を鍛え、強靱(きょうじん)なバネや連投をこなす体力を身に付けた。高校時代まで住んだ長屋前にある同神社では、境内で野球をしたり、松の木の上で野球放送を聞いていたりしていたという。2007年に死去。生前から同神社は「稲尾...    
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