カヌー・スラローム女子カナディアンシングル(C―1)の佐藤彩乃(22)=秋田病理組織細胞診研究センター、角館高出=は約2年半、カヌー強豪国の中欧のスロベニアで修業を積んだ。高いレベルの練習で刺激を受けた一方、「自分の理想と現実の乖離(かいり)に悩み、カヌーに乗ることさえできなくなった時期があった」と明かす。

 数日を経て「このままじゃ嫌だ。カヌーをしたい」という意欲が湧き、いつも通りにこげるようになった。精神的などん底を一度経験したことがその後の成長にプラスに働いた。「悩んだ期間があったからこそ今がある。今を大事にし、楽しみながら挑戦できるようになった」

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