1世紀以上前、日本が初めてオリンピックに参加した1912年ストックホルム大会の選手団はたった4人。その中に、岡山人がいた。監督の大森兵蔵(ひょうぞう)(1876~1913年)。開幕まで500日を切った2020年東京五輪の日本選手団は、役員を含め過去最多の千人規模に膨らむ見通しだという。放送中のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)」で、その礎となった知られざる功績に光が当てられている。

 明治から大正へ変わる直前の1912年7月6日、大森はストックホルム五輪の開会式で、柔道の創始者として知られる選手団長の嘉納治五郎、陸上短距離の三島弥彦、マラソンの金栗四三...    
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