【米シアトルで本紙特派員・小田野純一】憧れの米国で29日(日本時間30日)、初登板を果たした米大リーグ・マリナーズの菊池雄星投手(27)=花巻東高。力投むなしく初勝利は持ち越しとなったが、「一球一球楽しく投げられた」と、大舞台に立った喜びや、昨季のワールドシリーズを制した強豪と対戦した充実感をみなぎらせた。

 苦楽を重ねたプロ9年間と重なるような逆転劇だった。菊池投手が6回3失点(自責点2)で降板後、チームはルーキーに初勝利を届けようと必死に3点リードを守ったが、八回に1点を奪われ、九回にまさかの3点逆転本塁打を浴びた。

 ベンチで打球を見つめた背番号18は口を...    
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