4年に1度のラグビーの祭典、ワールドカップ(W杯)日本大会(9月20日開幕)まで7カ月余りとなった。開催国として挑む日本代表の選手やスタッフは、これまでどんな道を歩んできたのか。楕円球を通して絆を育んできた周囲の人たちに話を聞いた。初回はヘッドコーチ(HC)のジェイミー・ジョセフ。ラグビー王国ニュージーランドの代表「オールブラックス」で活躍し、日本代表としてもW杯に出場した49歳が日本の指揮官を引き受けた背景には、「良くしてくれた国に恩返しを」という日本への熱い思いがあった。

 (対比地貴浩、敬称略)

 1995年。ジョセフは福岡県宗像市を本拠地とするサニックスに加入した。日...    
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