今季の神戸製鋼の「変革」の一つに、クラブ史上初の共同キャプテン制を取り入れた点がある。昨季主将のフランカー前川鐘平に、5年目の元ニュージーランド代表SHアンドリュー・エリスを加えた。さらにFWやバックスのリーダーグループでミーティングを重ねるなど「全員がリーダーとして動けるように」(ウェイン・スミス総監督)と自立を促してきた。

 選手の自主性を重んじる姿勢は、監督制を採用せず黄金期を築いた往年の神鋼にも通ずるが、現チームは多国籍化やプロ選手の増加など当時に比べて多様な価値観が混在する。チームに落とし込む手法は、より緻密さを求められた。

 ミーティング時には一方的...    
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