優勝が決まった瞬間、小さく左手の拳を握った。「本当にほっとしている。自分自身の成長に拍手を送りたい」。女子シングルスでV2を達成した伊藤に、笑顔より先に安堵(あんど)の表情がこぼれた。
 圧巻の攻撃だった。同じ18歳でダブルスではコンビを組む早田との準決勝は、接戦が予想された。だが、伊藤は立ち上がりから果敢に攻め、4ゲーム連取で一気に勝負を決めた。
 木原との決勝。5回戦で昨年準優勝の平野美宇(日本生命、沼津市出身)を退け勢いに乗る14歳の挑戦を、堂々と受けて立った。1ゲーム目は13-11でジュースを制し、その後は2連続でゲームを奪取。4ゲーム目はミスが目立って落と...    
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