日本競泳陣が五輪で手にした金メダル22個のうち、12個は平泳ぎから生まれた。古くは昭和最初の五輪となった昭和3(1928)年アムステルダム五輪で、鶴田義行が男子200メートルで金メダル。「お家芸」と呼ばれる泳法の系譜は続き、平成最後のリオデジャネイロ五輪では、金藤理絵が女子200メートルを制し、渡辺一平(早大)が五輪記録を更新。日本の平泳ぎを支えているのは、昭和時代から受け継いできた技術の追究と、平成時代に進化した専門的なトレーニングだった。

 (敬称略、磯部旭弘)

◆筋力強化に磨き

 世界を舞台に活躍を続けてきた日本の平泳...    
<記事全文を読む>