アラブ首長国連邦(UAE)で開催中のサッカーのアジア・カップで、初出場のフィリピン代表に埼玉県育ちの選手がいる。フィリピン人の母親を持つ佐藤大介選手(24)。選手としての基礎を教えてくれた日本への感謝と、日本に住む母親への思いも胸に戦っている。

  (アブダビ・唐沢裕亮、写真も)

 漫画「キャプテン翼」の影響で小学一年から戸田市でサッカーを始めた。「常に自分の心にある」というJリーグ浦和のジュニアユースとユースで足元の技術や対人の強さを磨いた。トップチームに上がれず進学した仙台大を経済的な理由で中退も、プロへの思いは断ち切れず。単身でフィリピンに渡り、つてを頼って現地のクラブ...    
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