寡黙な菅井らしいピリオドの打ち方だった。チームが発表したコメントの中に「言葉にするのが苦手なので」とあり、引退会見もなく静かにピッチを去る。
 仙台一筋で16季。03年のJ2降格、09年のJ1復帰とJ2優勝をともに経験した唯一の現役選手だった。右サイドバックで前線と最終ラインの間を激しく動く献身的な働きに加え、相手ゴール前へ神出鬼没に進入してゴールを奪う姿でサポーターを歓喜させた。
 激しいプレーの一方で、いつもは物静か。黙々と練習に取り組み、終了後はすぐにクラブハウスを後にする。前出のコメントでも「口数の少ない私を取材するのは大変だったと思う」と認める。J1復帰を...    
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